ミラノ・コルティナオリンピックは幕を下ろしましたが、秋田県内に世界の舞台で戦う高校生がいることをご存じでしょうか。鹿角市の高校生選手は、女子のノルディック複合でオリンピックの舞台を目指します。
力強いジャンプを見せるのは、ノルディック複合の女子日本代表で、鹿角高校3年の海沼優月選手です。
ノルディック複合は、ジャンプとクロスカントリーで競います。総合力が必要な競技で、勝者は「キング・オブ・スキー」とたたえられます。
鹿角高校・海沼優月さん:
「私がスキーを始めたきっかけは、兄がクロカンもジャンプもやっていて、その姿を見て『楽しそうだな』と思い、私も始めた」
海沼選手は4歳上の兄の影響で、小学1年生でスキーを始めました。本格的に複合競技に取り組んだのは中学1年から。全国で入賞するなど、すぐに頭角を現します。
鹿角高校に進学すると日本一に輝き、2024ー25年シーズンから女子日本代表として世界を舞台に戦っています。
特にジャンプは空中での高い技術はもちろん、恐怖に打ち勝つ精神力が求められます。
海沼優月さん:
「私はジャンプとクロカンだったらジャンプの方が強くて、緊張した時でも練習と同じようなジャンプができるようになってきたのが強み」
女子の複合は、インターハイは公開競技。国民スポーツ大会では競技がありません。ミラノ・コルティナオリンピックでは採用が検討されましたが見送られました。
海沼選手は、自らの活躍で女子複合をオリンピックの正式競技にしたいと意気込みます。
海沼優月さん:
「今後はワールドカップで表彰台に上がることと、2027年は世界選手権もあるので、世界選手権でも表彰台に上がれるように頑張りたい」
世界大会での最高成績はワールドカップの6位入賞。4月からは大学に進学し、さらなる高みを目指します。