自民党と日本維新の会は、首都機能を担う「副首都」の設置をめぐり、”大阪都構想”のような、「大都市法による特別区の設置地域」に限らず、複数の都市で設置可能とすることで一致しました。
これに対し、大阪府の吉村知事は「今後も大阪においては都構想は目指していきます。 副首都にふさわしい都構想というのは目指していく」と、“都構想”の実現はあきらめない考えを述べました。
■維新案「副首都の対象は“特別区の設置地域”」自民側「都構想を念頭」と批判
維新のこれまでの案では副首都の対象は「大都市法による特別区の設置地域」としていて、自民党内から「大阪都構想を念頭にしたものだ」「大阪ありきだ」と批判の声が上がっていました。
きょう(27日)行われた与党の協議で、副首都の対象は「大都市法」に限らないとして大阪だけでなく複数の都市で副首都の設置を可能とする法案を取りまとめることで一致。
つまり、「大阪都構想」が実現しなくても副首都を目指すことが可能となる方向です。
■吉村知事「今後も大阪においては都構想は目指す」
一方、「3度目の”都構想”挑戦」を掲げて「出直しダブル選」も実施し、準備を進めている大阪府の吉村知事は、この方針について聞かれ、改めて「副首都にふさわしい都構想を目指す」と明言しました。
【大阪府 吉村洋文知事】「この(自民・維新の)合意の内容で進めていきます。今後も大阪においては都構想は目指していきます。副首都にふさわしい都構想というのは目指していく」
■現時点では「“都構想”進める動きに合意せず」維新市議団は…
また、現時点では「3度目の“都構想”」に向けた「法定協議会」の設置にも合意していない、大阪維新の会の大阪市議団は、次のように語りました。
(Q.引き続き“都構想”を目指す姿勢は?)
【大阪維新の会 大阪市議団・竹下隆幹事長】「そこはずっと残っています。副首都法案が出て、そこに我々の言う大都市の形をうまくマッチングできたらいいですし」
自民と維新は関連する法案をいまの国会に提出し、成立させたい考えです。