近年のクマの異常出没を受け、秋田銀行が県にリフト機能が付いた車両を贈りました。クマが出没した際、高い位置から安全に捜索したり、発砲したりすることができます。
26日に秋田県庁で開かれた贈呈式では、秋田銀行の芦田晃輔頭取が、鈴木知事に「リフトダンプ」の目録を手渡しました。
リフトダンプは荷台を持ち上げる機能を備えた車両で、クマが出没した際に荷台の上の高い位置からクマを安全に探すことができるほか、緊急銃猟の際には撃ち下ろしの環境を確保できます。
さらに、クマを寄せ付ける要因となる果樹の撤去にも活用できるということです。
2025年1年間に県内で発生したクマによる人身被害は67人に上っていて、現場で対応にあたる市町村職員や猟友会の安全確保が課題となっています。
鈴木知事:
「高さを維持しながらクマに近づいていける。かなり大きな、画期的なことだと思う。捕獲にあたる人の安全を確保しながら、県民の安全を守っていく」
秋田銀行・芦田晃輔頭取:
「駆除・捕獲という部分もあるし、鳥獣とのすみ分けの対策は県がしっかり対応していくと思う。機動力がとてもあると思うので、その両面で有効にフル活用してほしい」
県は今後、リフトダンプを使って緊急銃猟を想定した訓練を実施することにしています。