2025年2月に岩手県大船渡市で発生した大規模な山林火災で自宅を失った泉惠さん一家は現在も大船渡市の仮設住宅で暮らしています。
山林火災から1年を迎えた思いを聞きました。
大船渡市三陸町の旧綾里中学校の敷地に建てられた仮設住宅です。
1年が経過した現在(2026年2月26日)も19世帯が生活していて、仕事などから帰宅する人の姿も見られました。
26日は仮設住宅の談話室で、泉惠さん(46)に話を聞きました。
泉さんはこの仮設住宅に家族4人で暮らしています。
Q:2026年2月26日で山林火災の発生から1年ですが、どんな思いですか
仮設住宅で暮らす泉惠さん
「あれから1年がたちますが、私たち家族にとってこの1年は本当にあっという間で、昨日の出来事のように鮮明に覚えています」
Q:仮設住宅の暮らしはいかがですか
仮設住宅で暮らす泉惠さん
「避難所からこちら(仮設住宅)の方に移り住んで、徐々に日常生活を取り戻し、家族みんな元気に過ごしております」
Q:ご自宅を元の場所とは違う土地に建てることを決定されましたが、やはり一番懸念されるのは経済面ですか
仮設住宅で暮らす泉惠さん
「そうですね。この物価高の大変な状況のときに自宅を再建するというのは、大変大きなことだと思います」
Q:これからの家族の人生設計にも影響しますよね
仮設住宅で暮らす泉惠さん
「そうですね。これから子どもたちもどんどん大きくなりまして、教育費もかかってきますので、そのことを考えますと大きな負担になっていくと思います」
Q:ご自宅が2026年秋に完成予定とのことで、それまでは仮設住宅での生活が続きますが、今後どんな思いで歩んで行こうと考えていますか
仮設住宅で暮らす泉惠さん
「住宅再建という見通しが立ちまして、気持ち的に私たち家族もだいぶ楽になりました。これからも家族4人で前を向いて、元気に過ごしていきたいなと思っています」
被災した方々は、苦悩や葛藤を抱えながらも一歩ずつ前に進んでいます。