維新の会が看板政策に掲げる「大阪都構想」。その制度設計を話し合う協議会の設置が、今年度中には間に合わない可能性が出てきました。
【大阪市・横山英幸市長】「(ダブル選挙で)協定書を作るための協議を始めるのが選挙の公約でしたので。可能な限り早く着手していく」
いわゆる“大阪都構想”の実現に向けて「法定協議会」の設置案を、3月上旬にもそれぞれの議会に上程したい大阪府の吉村知事と大阪市の横山市長。
しかし、慎重な姿勢を示しているのが、“身内”の維新大阪市議団です。
【大阪維新の会・大阪市議団 東貴之代表】「私の感覚で言いましたら、今、多数決とれば圧倒的に反対が多い。今は議員団の中で多数決とる状況にはない、すなわち協議が整っていない」
そして26日…
【記者リポート】「大阪維新の会の議員控室の前です。法定協の設置に関する話し合いが行われているとみられます」
今後の方針について協議した市議団の結論は…
【大阪維新の会大阪市議団 竹下隆幹事長】「タウンミーティング、市民との対話会を進めます。せめて市民との対話をこなしていかないと、私たちも次のステップに出にくい」
市議団は“都構想”には賛成している一方で、前回の市議選で公約に掲げなかったため、「タウンミーティング」で市民の意見を聞くまでは、「法定協設置」についての態度決定を見送る方針です。
「タウンミーティング」は、4月ごろまでかかる見通しとのことです。
(Q:そうすると(法定協議会の設置)3月中は難しいのでは?)
【大阪維新の会・大阪市議団竹下隆幹事長】「難しいかもしれませんね。そこはね、そのスケジュールで言うと…」
市議団の主張する「法定協議会設置」までの順序について吉村知事は…
【大阪府・吉村洋文知事】「タウンミーティングが終わらない限りは法定協が設置できないというのはちょっと僕は…。
タウンミーティングを市議団としてやるとしても、法定協を設置しないと案作りの議論がスタートしませんから、それについては並行して今後も理解を求めて、合意形成できるように努めていきたい。3月中の設置を目指すのは変わりません」
都構想に向けた議論、そのスタートラインに立つ前から、すでに大きなハードルが立ちはだかっています。
(関西テレビ「newsランナー」 2026年2月26日放送)