旧統一教会系の団体が2025年、おはら祭の踊り連への参加を拒否されたことをめぐり、団体の代表を務める男性が「参加拒否は信教の自由に反する」などとして鹿児島市に決定の取り消しを求めている行政訴訟で、鹿児島地裁は24日、「訴えの利益を欠く」として男性の訴えを却下しました。

訴えを起こしているのは旧統一教会系の有志団体、「家庭連合鹿児島おはら祭愛好会」の代表を務める、鹿児島県南九州市の71歳の男性です。

判決などによりますと、この団体は2025年開催されたおはら祭を巡って「参加がふさわしくない踊り連」に該当するとして、おはら祭振興会に参加を拒否されています。

男性は、「宗教を理由に参加が認められないのは信教の自由を侵害している」などとして、振興会の事務局を置く鹿児島市に決定の取り消しを求めていました。

24日、鹿児島地裁で開かれた裁判で、窪田俊秀裁判長は「2025年のおはら祭はすでに終了していて、決定を取り消しても原告に回復すべき利益はない」と指摘。

さらに「今回の拒否が次回以降のおはら祭の参加の可否の判断に不利益を与える事情は見当たらない」として男性の訴えを却下しました。

判決をうけて原告の男性は・・・

家庭連合鹿児島おはら祭愛好会 代表・原告男性(71)
「不当ですよね。私たちから見たら、我々が反社会的団体であるという根拠が示されていない。私たちに主張の余地があると判断すれば控訴も含めて検討する」

今回の判決について鹿児島市は「判決文が届いていないのでコメントは差し控える」としています。

鹿児島テレビ
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