1日、晴天のもと開催された鹿児島マラソン。
暑さに悩まされたランナーもいたようですが、フルマラソンには1万人以上が参加しました。
早春の薩摩路を駆けたそれぞれの42.195キロを振り返ります。
フルマラソン1万281人、ファンラン3319人が出走
1日午前7時ごろ。
鹿児島市の中央公園には、ウォームアップに励むランナーたちの姿がありました。
出走ランナー
「3時間切りを目標に頑張ります」
「ワクワクしています」
「水分補給所のご飯が楽しみです」
「天気が良さそうだ。火山(桜島)も素晴らしい。きっと素晴らしい景色が見られるだろう」
ワクワクと、ドキドキ。ランナーたちは、桜島が見えるスタート地点へと向かいます。
スターター
「On your marks(位置について)」
8回目の鹿児島マラソン。
フルマラソン1万281人、ファンラン3319人が出走しました。
1日の鹿児島市は最高気温20.8度と4月並みの暖かさに。
陽光を浴びながら、ランナーたちは快調に鹿児島市街地を走り抜けていきます。
ランナー憧れの”サブ4”
鹿児島マラソン全コースの約4分の3を占める国道10号線は、カーブが連続する先の見えないコース。
精神的にも追い詰められる難所に挑む選手たちを「応援」が後押しします。
沿道のスタッフや住民からの声援に背中を押されたランナーたち。
さらに補給ポイントで振る舞われる食事で体力を回復します。
食事するランナー
「う~ん、最高!頑張る!」
「頑張ってくださーい」
もうひと踏ん張り!
ゴールの鹿児島市役所に近づいてきました。
充実感や達成感が漂わせ、ランナーたちが続々とゴール。
フルマラソンを4時間以内で走り切る「サブ4」は、一人前のマラソンランナーと見なされる勲章です。
スタートから4時間に迫ると、サブ4を達成しようと加速するランナーが多くなります。
サブ4達成ランナー
「両足がつって無理だと思った。市民ランナーの多くが目指す壁なのでサブ4を達成できてすごくうれしい」
「手元の時計では(3時間)59分5秒。(サブ4に)いったんじゃないかなと思います。暑くてもう…、きつかったです」
感動のゴール
その一方で時間制限でレース終了となるランナーも。
関門を通過できなかったランナー
「2日前に通風になってしまったので、それが原因かなと。でもやれることはやれた」
鹿児島マラソンのレース時間は、7時間です。
レース終了の約1分15秒前、残っていたランナー全員がゆっくりとゴールラインを通過しました。
先にゴールしていた友人たちに迎えられるこちらの女性は、鹿児島市の桐原由紀子さん。
一緒に走る予定だった夫は2025年7月、亡くなりました。
鹿児島市・桐原由紀子さん(60)
「主人をここに抱いて(走った)。ここに遺骨が入っている。主人が見守ってくれていたんだと思う。完走できて良かった」
フルマラソン出走、1万281人。
完走9441人。
様々なランナーたちが様々な思いを抱いて駆け抜けた42.195キロは、幕を閉じました。