22日にエレベーターの閉じ込めトラブルがあった東京スカイツリーですが、23日に引き続き、24日も臨時休業すると発表されました。
楽しみにしていた観光客の皆さんには困惑が広がっているようです。
3連休最終日の23日、観光客でにぎわうはずの東京スカイツリーは臨時休業となっていました。
23日、東京スカイツリーを訪れた人からは「登りたかったけど、登れないのはヤダ」「残念だね」などの声が聞かれました。
トラブルが起きたのは22日午後8時過ぎ、東京スカイツリーのエレベーター4基のうち2基が緊急停止しました。
地上から30メートル地点で停止した1基に、子供2人を含む男女20人が閉じ込められました。
警察に通報した乗客によると、下りのエレベーターが突然“急降下”したといいます。
さらに、展望台にいた約1200人が一時、地上に降りられず足止めされる事態に。
当時、展望台に取り残された家族は「保存水を配っていただいて」「私はパニック。娘たちがいてくれてよかった」と話します。
そして、緊急停止から約5時間後、ようやく救助活動が始まります。
救助は、まず天望デッキがある350メートル地点で停止していた別のエレベーターを地上30メートルまで降下させ、緊急停止したエレベーターに横付けすると、非常用扉に手すり付きのステンレス製の板を渡し、閉じ込められていた20人を移動させました。
約6時間が経過した午前2時過ぎ、エレベーターに閉じ込められていた方が東京スカイツリーから出てきました。
救助された乗客の中に、けが人や体調不良を訴えた人はいませんでした。
専門家によると、東京スカイツリーは通常の建物にはない特有の“避難事情”があると話します。
日本大学理工学部・青木義男特任教授:
普通の建物だと、降りる扉から最寄りの階の床面に飛び上がるか、飛び降りるか。東京スカイツリーは5階から上は天望デッキまで階はない。
22日のトラブル発生当時、東京23区では強風注意報が出ていました。
青木義男特任教授は、緊急停止の原因を「台風並みに強くないけど、吹くタイミング、吹き返しですね、塔体自体の震動が地震のような揺れに、ともすればつながる」と指摘します。
東京スカイツリーは引き続き調査を継続する必要があるとして、24日も臨時休業するとしています。