ミラノ・コルティナオリンピックもいよいよクライマックス。
スピードスケートの高木美帆(高ははしごだか)選手(31)が本命種目の女子1500メートルで悲願の金メダルを目指しました。
自らが世界記録を持つ1500メートルに挑む高木美帆選手。
2大会連続銀メダルのエースが初の頂点を目指しました。
解説を務めた姉の高木菜那さん(33):
後半のためにっていろいろ考えたら、3番(銅メダル)は見えたかもしれないです。でもきっとその3番よりも、悔しいと思うが、誇れるレースになったんじゃないのかな。
菜那さんも誇れるレースと振り返った1500メートル。
最終組の高木選手は序盤から積極的な滑りを見せました。
実況:
300メートルから700メートルにかけてのラップタイムは…27秒台で来た!
解説・姉の高木菜那さん:
非常にいいです!非常にいいです!
攻めの滑りで各ポイントを全体2位の好タイムで通過し、勝負のラスト1周へ。
実況:
大きく前に出ている高木美帆。さあ残り1周の鐘を聞く、1100メートルの通過29秒台で回ってきている。さあ最後の1周だ!
解説・姉の高木菜那さん:
ラスト1周!どうにかして!足を動かして!ここで落とさない!頑張れ!
実況:
全てがこのときのため!
解説・姉の高木菜那さん:
金メダルまであとちょっと!ラスト上げろ!
実況:
最後の直線に入る!高木美帆!
解説・姉の高木菜那さん:
落とすな!落とすな!
実況:
いけるか!どうだ!1分54秒86!
金メダルだけを目指し前半から攻めたレースを見せましたが、ラスト1周は全体17位のタイムと失速し、悔しい6位となりました。
女子1500メートル6位・髙木美帆選手:
1500メートルで勝ちたいのであれば、守りに入るのではなくて攻めていきたい気持ちがあって、疲れてきたときの自分のスケーティングの維持、失速を少なくする課題を越えられなかった。
レースを終え、ヨハンコーチと抱き合うと思わず悔し涙があふれた高木選手。
それでも今大会3つの銅メダル、通算メダル数も日本女子最多10個に更新です。
最後はリンクに深々とお辞儀をして、4度目のオリンピックを終えました。