どこに、いつ避難するのか。子どもたちの命を守るための研修会が開かれました。熊本県内の小・中・高校の教職員が大雨が降った時の行動計画を考えました。
【NPO法人 防災WEST 早田 蛍さん】
「子どもたちに覚えてほしいのは〈赤か紫で避難完了。レベル3か4で避難を完了する。レベル5は逃げ遅れだ〉」
この研修会は、災害時の行動計画『マイタイムライン』を活用した防災教育を広げようと熊本県が開いているものです。3回目となる今回は教職員25人が参加しました。
「ここ(緊急避難場所)も危ないんじゃないかな」
梅雨時期の大雨を想定し、事前の準備やまた、どこに避難するのか、警戒レベルに応じていつ避難するかなどについて話し合い、マイタイムラインを作成しました。
【発表】
「行き先の避難所が平屋だったり、この水路が氾濫している場合は、避難せずに自宅マンションの3階の身寄りを頼って〈垂直避難〉をしよう」
「自分の経験から同じ地域、天草市内でも場所によって、いろいろ違うから〈そこはどう?漬かっている?〉とか状況をSNSで確認する」
「家から近いのは〈避難所1〉だが、上流から川の流れを考えたときに、こちら側〈避難所1〉は洪水の被害が大きく出るのではなかろうかということで少し遠い〈避難所2〉に避難することにした」
発表を聞いた講師のNPO法人 防災WEST 早田 蛍さんは「避難場所や手段など選択肢を複数持つことは大切。災害に対して〈まさか〉ではなく、〈またか、だけど準備しているから大丈夫〉となるといい」と話しました。
【熊本高専 八代キャンパス 川尾 勇達 先生】
「『マイタイムライン』という言葉をまず子どもたちに知ってもらい、必要性を説いていって、実際に震災や水害を体験している子供たちに『(災害に)対応する策があるんだよ』と話しながら取り入れないと」
【松橋高校 松本 浩香 先生】
「学校内の避難訓練はよくやるが、学校から家まで帰るとき、もしくは学校に来ているときに災害に遭ったら、生徒たちが自主的にどう行動するか疑問に思ったので、マイタイムラインを登下校中、家に帰って共有してもらうことが大切だと思った」