地域で受け継がれてきた独自の技法が評価される県の伝統的特産品に新たに「土佐漆喰」が認定されました。新たな認定は12年ぶりです。
土佐漆喰は土佐発祥で、耐水性に優れた最高級の壁材です。
高知城のほか皇居大手門など多くの歴史的建造物で採用されています。
2月19日、県内で唯一、土佐漆喰を生産している田中石灰工業の田中克也社長に伝統的特産品の認定証が交付されました。
一般的な漆喰はヌメリを付けるために海藻などの「のり」を入れますが、土佐漆喰は発酵させた「わら」を混ぜ込むのが特徴です。これによってひび割れを防ぐほか、台風の大雨にも耐える耐水性が得られるといいます。
田中社長は「新商品開発を続けていきながら消費者にアピールするような良いものを製造していきたい。(認定を)新しいチャンスと捉えて県内外への拡販を図っていきたい」と話しています。
伝統的特産品の認定を受けると、県から設備購入費や後継者の育成費用など補助金を受けることができます。
田中石灰工業は地域に受け継がれてきた土佐漆喰の良さをもっと広く知ってほしいとしています。