子供だけでなく大人も虜にする、カラフルで多彩な風味が特徴のお菓子「グミ」。最近のグミブームで市場は急拡大し、種類も豊富になっている。グミを楽しむ際の意外なメリットと、知っておくべき注意点について探ってみた。

止まらないグミブーム、3年で1.8倍に市場拡大

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グミブームが止まらない。種類も増え続け年々売り場が広がっていて、富山市のスーパー、アル・プラザ富山でもグミのコーナーを充実させている。

王道の果汁たっぷりグミに、もっちり柔らか系、噛みごたえ抜群のハード系グミなど、あるスーパーではおよそ160種類ものグミが並んでいた。グミ市場は2022年から急速に伸び、3年間でおよそ1.8倍に成長したという。

「ハード系のグミが好き」というアル・プラザ富山の平隆博食品店長に話を聞くと「カラフルでいろんなフレーバーがある。SNS映えする商品で種類が多いのが魅力」と、グミの人気の秘密を語ってくれた。

親子で楽しむグミの魅力

売り場で親子でお気に入りのグミを選んでいたのは母親の道場麗さんと3歳7か月の娘・翠ちゃん。麗さんは「手軽に食べられて満腹感も味わえてハッピーになれます」と笑顔で話す。

翠ちゃんも、目を輝かせながら次々とグミをかごの中へ入れていく。何味が好きか尋ねると「ぶどう」と答えてくれた。後ほどお気に入りのグミを口に入れると「おいしい!」と満面の笑みを見せた。

グミを噛むことの意外なメリット

グミは子供にとって「噛むこと」で様々なメリットがあるという。五郎丸歯科クリニックの五郎丸知明院長は「よく噛むことは、お子さんのお口の機能の発育に役立ちます。グミを食べる時のかむ回数は、サーロインステーキを食べるときと同じぐらいと言われる」と説明する。

さらに五郎丸院長は「かむとよく唾液が出ますよね。唾液に含まれる免疫の物質が出ることによって、免疫力がアップしたり、脳の発達にも良い影響があると言われている。言葉、味覚、そういう部分の機能を、よく発達させることが言えると思う」とグミを噛むことの利点を挙げた。

知っておきたい2つの注意点

一方で、グミを食べる際の注意点もある。そのひとつが「虫歯のリスク」だ。

グミの主な原料は水飴と砂糖。他のおやつに比べて粘着力が高く歯にくっつきやすいため、量を決めて食べることが大切である。また、食べた後はフロスなどを使って奥歯の溝までしっかり歯磨きをするよう五郎丸院長は勧めている。

もうひとつの注意点は「のどに詰まらせるリスク」だ。五郎丸院長は「遊びながら、ふざけながらは非常に危険。なだめるためにグミを与えると、泣いてしゃくり上げたときに喉に吸い込んで窒息するリスクもある」と警告する。

特に子供の場合は、小さくて柔らかめのグミが推奨されている。また、グミを食べ始める適切な年齢は個人差があるものの、大体3歳半ごろからが良いとのこと。これはグミが前歯よりも奥歯で潰すように食べるため、奥歯がしっかり生えてから食べるのが望ましいからだという。

カラフルで楽しいグミは、適切な量と正しい食べ方を守れば、子供の発育にも良い影響を与える可能性がある。家族で楽しむ際は、これらの注意点を心に留めておきたい。

(富山テレビ放送)

富山テレビ
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