福島県浪江町の伝統工芸品・大堀相馬焼(おおぼりそうまやき)の陶祖(とうそ)を称える祭りが行われた。
浪江町大堀地区の神社で行われた「陶祖祭」。300年以上の伝統を誇る大堀相馬焼の陶祖・嘉績翁(かせきおう)を称えようと昭和50年頃から行われてきたとされている。震災後、中止されていたが、2025年に14年ぶりに再開された。
陶祖祭には7軒の窯元など関係者約30人が参加し、大堀相馬焼の発展を願った。
大堀相馬焼協同組合の半谷秀辰理事長は「本当に軒並み、家がなくなっているからな、寂しいね。これで大堀相馬焼やって伸ばしていく自信あんのかって言われれば、自信はないですよ。ないけれども、やっていかなくちゃ来ないですよ、お客さんは。やはり犠牲的精神っていうのかな、そういう感じで、大堀は大丈夫だよっていう感じでPRしていきたいと思います」と話した。
組合では、今後もイベントなどで大堀相馬焼の魅力を発信していきたいとしている。