1月後半からの大雪。新潟県内では大雪により家屋の倒壊などが相次ぎました。長岡市の商店街ではアーケードに設置された“ひさし”にも雪の重みなどによる被害が出て、関係者の頭を悩ませています。
道路脇にまだ雪の壁が残る長岡駅前。この近くにあるのがすずらん通り商店街です。
この商店街で服部理事長の頭を悩ませているのが…
【長岡市スズラン通商店街振興組合 服部邦英 理事長】
「もう、これもうじき落ちる。雪の影響もあって落ちちゃった。耐久的にも古くなっているから」
高さ6mほどのアーケードに設置されたひさしです。よく見ると大きくひびが入ったり、今にも落ちそうになっていたりする箇所がいくつもあります。
【服部邦英 理事長】
「こういうのが落ちてくる。やわらかいので、そう簡単には割れないが」
この冬、県内を襲った最強寒波。各地で例年を超える積雪がありました。
この雪の影響で各地で建物が倒壊するなどの被害が相次ぎました。
2月2日には、長岡市の繁華街の雁木が雪の重みで崩れました。こちらでは崩れた雁木、今は撤去されましたが、復旧工事にはいたっていません。
一方、すずらん通り商店街のアーケードのひさしが立て続けに落下したのは2月に入ってから。道路脇の雪の上の至る所で落下しているのが見つかりました。
老朽化に加えてアーケードに積もった雪がせり出し、その重みでひさしが落下したとみられています。
【近くに住む人】
「こんなことになるのは初めて。これだけ落下するのは」
今は歩道の一部を立ち入り禁止にして歩行者に危険が及ばないように対策が施されています。
【歩行者】
「上から落ちてくるんじゃないかなとヒヤッとする。大抵下を向いて歩いているから。足下を見ながら。でも上も気をつけないといけないなと、この冬初めて思った」
商店街ではひさしの撤去も検討していますが、アーケードは全体で750mほどあるため、撤去には1000万円近い費用がかかるとみられています。
【服部邦英 理事長】
「(撤去したいのは)やまやまだが、いかんせん先立つものが用意できないのが現状」
長岡市もこうした状況は把握していますが、アーケードの維持管理は商店街が担うことになっているため、市の補助金を活用したとしても負担が商店街の人たちに重くのしかかってきます。
また、撤去には費用だけでなく他にも問題が…
【服部邦英 理事長】
「雪がないときを狙ってやらないと難しい。春になるまでダメかな」
道路脇には除雪の際にできた雪の壁。この雪が消えないかぎり作業が始められないのです。
危険とわかっていても商店街としては、今は何もすることができず、やきもきする日が続いています。