ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケートペア種目で、ショート5位からフリーで世界歴代最高得点を更新し、逆転で日本フィギュアペア初の金メダルを獲得した「りくりゅうペア」。

プロフィギュアスケーターで2014年の四大陸選手権で金メダルを獲得した無良崇人さんが、2人の“スゴさ”を振り返りました。

三宅正治キャスター:
今日は、細かいところじっくりと解説してもらいたいと思います。“りくりゅうペアのスゴさ”その1から見ていきます。まずは「スピード&ユニゾン(調和)」です。

プロフィギュアスケーター・無良崇人さん:
まずスピードというのは、りくりゅうの滑っていくスピード感っていうのが非常に他のペアと比べても速いんですよね。やはりこのスピード感というのを生かしてリフトだったりスロージャンプだったり、そういう迫力のある技につなげているので、出来栄え点というのがすごく伸びているんじゃないかと感じていますし、またユニゾンというところでいうと、1つ1つの動き、動き出しとか何か動作をする時にすごくそろっているというところが2人のすごくいい部分かなと感じてますね。

三宅正治キャスター:
そして“りくりゅうペアのスゴさ”その2は「7年の絆」です。これはどうでしょう?

プロフィギュアスケーター・無良崇人さん:
結成から7年というところで、やっぱり組みものなので、少なくともリズムがちょっと合わなかったりすることも最初のうちは出てきていたと思うんですけど、本当に7年という月日をかけて、どんどん1つ1つの動きというのがどんどん合わさっていく。また、そういうところが言葉を発しなくてもお互いの感じが分かっているとか、そういうようなところが“りくりゅう”たちの強さの秘訣(ひけつ)なのかなとすごく感じてますね。

宮司愛海キャスター:
やっぱり演技の素晴らしさもそうなんですけど、プロトコルを見ると出来栄え点がすごく高くて、20点という。無良さん、これが7年の絆が生んだ完成度の高さにつながったということなんでしょうか。

プロフィギュアスケーター・無良崇人さん:
まさにその通りだと思います。本当に1つ1つの出来の良さは今回、証明できていると思いますし、もう感動したという言葉以外なかなか出てこないというところが、本当に素晴らしかったですね。

宮司愛海キャスター:
気持ちの切り替えもすごかったですね。