◆”波の高さ1メートル以上のおそれ”の予想…船長が出航など7件の違反事実確認
国土交通省四国運輸局は2月17日、三豊市詫間町の船会社、「志々島オーシャンズ」に輸送の安全確保に関する命令を出しました。
発表などによりますと、2025年12月3日、同社のモーターボート「オーシャンズ」(5トン未満)が三豊市宮ノ下港から、瀬戸内海に浮かぶ志々島に航行中に操舵できなくなり、座礁する事故が発生しました。乗員・乗客計3人が乗っていましたが、ケガ人や油の流出はありませんでした。
四国運輸局が事故を受けて、同社に海上運送法に基づく立入検査を行ったところ、船長が波の高さが1メートル以上に達する恐れがあると予想していたものの、出航をやめていなかったことや、事故処理に関する訓練を1年以上行っていなかったことなど、安全管理規程の7件の違反事実が確認されたということです。
四国運輸局では志々島オーシャンズに対して3月17日までに、改善のために講じた具体的な措置を報告するよう求めています。
四国運輸局が香川県内の船会社にこの命令を出すのは1月以降3件目で、四国運輸局によりますと、同社は事業を始めてから2年以内ということです。