バドミントン界で将来が楽しみな鹿児島の小学生がいる。下永田晟旺くん(12)だ。2025年12月に開催された全国大会で3連覇を達成し15歳以下の日本代表に選ばれた。鹿児島から世界へと羽ばたこうとする下永田くんの素顔に迫った。

下永田くんと所属するバドミントンクラブRKRの東代表
下永田くんと所属するバドミントンクラブRKRの東代表
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教室での姿は元気いっぱいの普通の小学生

下永田くんが通う薩摩川内市・亀山小学校を訪ねると「近年、地球の気温が上がってきていることが分かっています」と教科書を元気よく音読する下永田くんがいた。小学1年生の時にバドミントンを始め、全国小学生選手権(日本バドミントン協会など主催)では4年生で初優勝。2025年の大会で3連覇を達成し15歳以下の日本代表に選出された。

クラスメートに普段の様子を聞くと「元気です。元気でドッジボールがうまい。ちょっとふざけてます」「世界で有名になって、世界中に知れ渡るような選手になってほしい」という声が返ってきた。そんな期待に対し下永田くんは「なります。なりたいです。がんばります!」と笑顔で答えた。

クラスメートからの「世界で有名な選手になってほしい」の声に笑顔で宣言
クラスメートからの「世界で有名な選手になってほしい」の声に笑顔で宣言

強さの秘密は"お昼寝タイム"

学校が終わり自宅に戻った下永田くん。すぐに練習に向かうと思いきや・・・「ちょっと寝る。お母さん。5時に起こせる?」と意外な行動に出る。練習前の"お昼寝タイム"が彼のルーティンなのだ。

母の美香さんは「寝るのが本当に普通のこと。寝ない日はないので。寝る時間がない日は逆にもう行かないとか。集中してできないし」と説明する。この休息が彼のパフォーマンスを支えているようだ。

お昼寝でエネルギーをチャージ!
お昼寝でエネルギーをチャージ!

粘り強さが最大の武器

夜6時すぎ、練習場所に到着した下永田くん。週6回の練習では、年上の中学生や大人のコーチを相手に約4時間、スキルを磨いている。

「最大の武器は最後まで諦めないレシーブ力」と語るバドミントンクラブRKRの東峯生代表。練習中も、下永田くんは拾って拾って拾いまくっていた。

「テクニックがある選手はいつか対策されるけど、粘り強い選手は対策しようがない」と自らの強みを語る下永田くん。その粘り強いプレースタイルが全国大会3連覇という結果に結びついている。

粘り強いプレースタイルで全国大会3連覇を達成
粘り強いプレースタイルで全国大会3連覇を達成

関東の名門校へ進学し、世界を目指す

今後、U-15日本代表のメンバーとして1年間、強化合宿や海外遠征などに取り組んでいく予定だの下永田くん。さらなる成長を求め、4月からは地元を離れ関東の名門中学校へ進学することを決めた。「1歳上、2歳上にも勝っていけるような選手になりたい。オリンピックで優勝というのが夢だが、連覇してみたい」と高い目標を掲げる。

常に世代のトップを走ってきた下永田くん。持ち前の粘り強さで中学でも日本一、そして世界を目指し、羽ばたいてほしい。

夢は大きく 鹿児島から世界へ!
夢は大きく 鹿児島から世界へ!

(動画で見る▶鹿児島発・小学6年生がU15日本代表に 全国3連覇を支える“お昼寝ルーティン”とは?)

鹿児島テレビ
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