米軍が2月、嘉手納基地の旧海軍駐機場を使用したとして、嘉手納町の當山町長が沖縄防衛局に抗議しました。
旧海軍駐機場は、周辺への騒音などの問題で住宅地から離れた基地内の別の場所への移転が日米で合意され、移転が完了しています。
嘉手納町によりますと、2月10日から12日にかけて旧海軍駐機場で米軍のF-35Aが給油を行ったほか、最大で83.4デシベルの騒音やエンジンからの排気による悪臭が住宅地に及びました。
沖縄防衛局を訪れた嘉手納町の當山町長は、旧駐機場が157億円の予算を投じて移転した経緯に触れ、現在の駐機場との併用になれば基地機能の拡大を図ることになりかねず、住民の信頼を著しく損なうと抗議しました。
嘉手納町 當山宏 町長:
旧海軍駐機場が移転したときの趣旨に全く反している。国の責任でやめさせてくれと強く申し上げた
沖縄防衛局の村井局長は「事態を重く受け止める」として、旧駐機場を使用しないよう米軍へ働きかける考えを示しました。