長崎県美術館で14日から始まった放浪の天才画家と称された山下清の展覧会に合わせ、清氏の甥(おい)・山下浩さんが作品制作の裏側や素顔を語りました。
県美術館で行われた講演会「家族が語る山下清」にはおよそ80人が参加しました。
子供のころ、清氏と同居していた甥の浩さんが緻密で精巧な貼り絵では一切ハサミを使わなかったなど制作にまつわるエピソードを紹介しました。
山下浩さん
「当時はまだ日本が貧しかったので折り紙も買うことができなかった。古切手や色付いた雑誌を残しておいて貼っています」
「沈黙が嫌いだったのか一人でいつもしゃべっていたのと、人を笑わせるのも大好きでした」
参加者は家族だけが知る素顔などに興味深げに耳を傾けていました。
参加者
「身近な人間として山下清さんを感じることができた。周りからどう見られているのかを気にしていたところなどナイーブな面も知れて楽しめました」
「生誕100年山下清展-百年目の大回想」は県美術館で4月5日まで開かれています。