タイの総選挙で勝利したアヌティン首相が率いる保守派与党は、タクシン元首相派の野党と連立政権を樹立することで合意しました。
タイの議会下院で8日に行われた総選挙では、アヌティン首相が率いる保守派の「タイの誇り党」が第1党となりましたが、単独では過半数に届かず、連立政権の枠組みが焦点となっていました。
こうした中、アヌティン首相は13日、タクシン元首相派で第3党の「タイ貢献党」の幹部と協議し、両党で連立政権を樹立することで合意したと発表しました。
これにより、両党は下院の過半数を確保し、少数与党だったアヌティン政権は、基盤を強化する見通しです。
両党は2023年の総選挙後にも「タイ貢献党」主導の政権で連立を組んでいましたが、カンボジアとの国境紛争をめぐる前首相の対応などをめぐり、「タイの誇り党」が2025年6月に連立を離脱した経緯があります。