愛媛ならではの立春の伝統行事
愛媛ではおなじみの伝統行事「少年式」。江戸時代の元服にちなみ、14歳を迎えた少年少女に大人になる自覚を促す、立春に行われる愛媛県ならではの行事である。
厳粛な式典だけでなく、各学校が趣向を凝らしたユニークな催しを行うことでも知られている。
生徒の数と同じ長さ156メートルのジャンボ巻き寿司作りから、大空に舞う熱気球まで、記憶に残る様々な少年式の姿を振り返る。
自覚を胸に大空へ 手作り凧あげ
1991年平成3年の出来事。江戸時代の「元服」にちなみ、14歳を迎えた少年・少女に大人になる自覚を促すという少年式。
他県で行われない愛媛ならではの立春の伝統行事で、厳粛な「式典」だけでなく、学校ごとに趣向を凝らした様々な催しが行われることでも知られている。
松山市の余土中学校で行われたのは凧あげ!前の年の夏に作った50張近い凧を青空高く揚げ、社会の一員としての自覚を新たにしていた。

思いを乗せて空高く 熱気球打ち上げ…ひとつは過熱しすぎて
1982年(昭和57年)。松山市の雄新中学校でも思いは空高くのぼる。全校生徒が見守る中、次々と打ち上げられた直径2メートルあまりの熱気球4個。
最後に上がった1個が過熱しすぎで燃えてしまうトラブルに見舞われたが、生徒からは盛んな拍手が送られた。

生徒数と同じ156m!ジャンボ巻き寿司に挑戦
1994年(平成6年)の少年式。西予市の野村中学校ではこの年、少年式を迎えた156人が、自分たちの人数と同じ、156メートルの長さのジャンボ巻き寿司作りに挑戦した。
用意したのは米が72キロ、海苔が800枚、玉子は700個と、材料もけた外れの量に。巻き寿司を巻くにはタイミングとチームワークが必要ということで、生徒たちは気持ちをひとつにして一気に巻き上げ完成を喜び合っていた。

親子で深める絆 ボウリング大会
こちらは2008年(平成20年)に行われた親も参加するイベント。大洲市からお届けするのはこんな少年式。
式を終えた新谷中学校の2年生34人と保護者たちが、親子ボウリング大会を開いた。
生徒たちが個人戦で得点を競ったあと、保護者を交えてのグループ対抗戦。ストライクやガターに一喜一憂しながら、楽しく親子のふれあいを深めていた。

