鳥取県南部町出身の版画家・板祐生などが版画で作った年賀状を紹介する展覧会が、地元南部町で開かれています。
84年前の午年、昭和17年の年賀状。
紙いっぱいに躍動的な馬の姿を摺り出した地元出身の版画家・板祐生の孔版画、ガリ版刷りの作品です。
南部町の展示施設「祐生出会いの館」で作品展、戦前から終戦直後にかけて祐生も参加した芸術家集団「榛の会」のメンバーから届いた版画による年賀状など360点が紹介されています。
松江市出身の版画家・平塚運一の年賀状。
「榛の会」には世界的な版画家・棟方志功などが名を連ね、メンバー同士が毎年、自刻自摺の版画による年賀状を交換。
祐生の元にもそうそうたる版画家からの芸術的な年賀状が届いていました。
祐生出会いの館・中尾憲治郎副館長:
祐生がやっていますのはガリ版です。木版や銅板で作っている版画作家に一石を投じてもらえないかと、祐生が版画作家の中にまじることになります。ここで祐生作品は芸術に変わっていくということになります。
この展覧会は、南部町の「祐生出会いの館」で3月2日まで開かれています。