【7月豪雨】災害時のデマ情報・無料Wi-Fi…注意喚起の呼びかけ相次ぐ

カテゴリ:国内

  • 「"レスキュー隊のような服の窃盗団"事実ではない」 広島県警が注意喚起
  • 「無料Wi-Fiは盗聴・偽物の危険が」 内閣府が注意喚起
  • ネットは災害時に有効なツールだが冷静な判断を 

広島県警「レスキュー隊なりすましはデマ情報 」

平成になって以降、西日本を中心に最悪の被害をもたらした、今回の記録的豪雨。これまでに判明している死者は全国で134人、現在も60人の安否がわかっていない。(10日11時現在)

そんな中、SNSでは「レスキュー隊のような服を着た窃盗グループが被災地に入っている」「犯人の乗った車の種類は○○○、ナンバーは○○○」などのデマ情報が拡散されており、広島県警が注意を呼びかけている。

広島県警の公式Twitterによると、「警察では、現在SNSで拡散されているような窃盗グループがいるという事実は把握していない」とのことで、「デマ情報に惑わされないように」と警告している。
また、

・ 被災地を狙った盗難被害には十分に注意すること

・デマ情報(フェイクニュース)の可能性が疑われる場合は、情報の発信元を確認すること

・不確定な情報を拡散しないこと


を呼びかけ、不確定な情報に惑わされることなく、冷静な行動をするよう呼びかけている。

 2016年の熊本地震の際「動物園からライオンが放たれた」というデマ情報がSNSで拡散されたことは記憶に新しいが、こういった間違った情報の拡散は災害時に大きな混乱を生む。SOSの情報などを拡散することは大事だが、リツイートしたい情報を目にしたときは一度立ち止まって確認することが大切だ。

内閣府注意喚起「無料Wi-Fiは盗聴・情報漏えいの恐れも…」

また、現在、岡山県・広島県・愛媛県内の全域を対象に、災害時無料Wi-Fi「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」が無料開放されているが、こちらも利用に注意が必要だ。

「00000JAPAN」は携帯電話・スマートフォンやタブレット、パソコンなどのWi-Fi設定をONにし、ネットワーク選択場面で「00000JAPAN」のSSIDを選択するだけで使える一方、緊急時の利便性を優先としているため、通信が暗号化されていないという。
また、「00000JAPAN」という名称は固有のものではなく、単なる名前という扱いのため、誰でも同名のアクセスポイントを公開することができる。

そのため、盗聴や、同名だが正規の「00000JAPAN」ではない"偽のアクセスポイント"に接続してしまい、情報を奪取される危険性があると、内閣府が注意をよびかけている。

内閣サイバー(注意・警戒情報)‏ @nisc_forecast より

内閣サイバーセキュリティセンターは公式Twitterアカウントで「00000JAPAN」を利用した通信について、

・緊急時のやむを得ない安否確認や情報収集のみに利用する

・IDやパスワード・個人情報の入力が必要なサービスは極力利用しない

・お金が関係するサービスは極力利用しない

ことを呼びかけている。

「00000JAPAN」を利用できる公衆Wi-Fiや、充電設備を設置している避難所等の情報は、各キャリアのHPにて公表されている。
正規「00000JAPAN」の利用エリア内で偽の同名アクセスポイントが作られてしまうと、正規のものと見分けるのは難しくなってしまうため、使おうとしている「00000JAPAN」が正規エリアで発信されているものであることを確認することと併せて、以上3点を守って利用してほしい。


知っておきたい!災害時に活躍 無料Wi-Fi「00000JAPAN」の使い方

災害時には、情報が錯綜したり、悲しいかな火事場泥棒が出たりするのも事実。デマ情報や災害時の無料Wi-Fiの扱いには十分注意してほしい。


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