イギリス名門校がなぜ岩手に?
英・チャーチル元首相も輩出 初の日本校
この記事の画像(13枚)麦わら帽子をかぶった子どもたち。12カ国、11歳から15歳までの約180人。
入学生は「この学校に最初に入学できることを大変光栄に思います」と英語でスピーチ。
28日、岩手県八幡平市でインターナショナルスクールの入学式が行われた。
開校したばかりの「ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン」はチャーチル元首相などを輩出したイギリスの名門私立学校の初の日本校だ。
全寮制、学食、温水プールも
年間の学費は約900万円。
全寮制で1人部屋から3人部屋。
各宗教に応じたメニューをそろえるという食堂。
温水プールなど目を見張る施設の充実ぶり。
学校を起爆剤に、人口UP?
誘致したのは、地元のリゾート会社「岩手ホテルアンドリゾート」。
なぜイギリスの名門校を岩手に選んだのか。
岩手ホテルアンドリゾート ペニー・ルオ未来開発本部長:
リゾート地、そして地方の魅力を伝えられる1つの大きなきっかけになったのではないかなと思います。
1991年に安比高原スキー場には1シーズン150万人が訪れていたが、2020年には7分の1の約22万5000人にまで減少。
そのため、リゾート会社では学校を起爆剤に商業施設の誘致などを行い、周辺に住む人を現在の約600人から将来は1万人にまで増やしたいとしている。
(「イット!」8月30日放送)