広島県内の自治体で投票に関するミスが相次いでいます。
広島市南区選挙管理委員会事務局は、5日、南区大河投票区の有権者に送付した「選挙のお知らせ」の投票所略図に、誤った場所を印刷し発送したと発表しました。
それによりますと、南区選管は、1月10日の衆院解散報道を受け、2月8日が選挙期日なら「大河保育園」を投票所として予約し、15日なら「大河公民館」として場所を確保。印刷物などの準備を進めていました。
その後、選挙日が8日となったことから本来、投票所を「大河保育園」とすべきところ、「大河公民館」を示した略図を記載して印刷に回し、誤った「お知らせ」を発送したということです。
南区選管は、対象となる1146世帯に正しい略図とお詫びを記載したものを速達で発送したということです。
担当者によりますと、保育園と公民館は隣接しており、当日は、有権者が誤った施設に入らないよう職員が案内することにしているということです。
また、庄原市選挙管理委員会は既に衆院選の期日前投票を済ませた人が後日、最高裁判所裁判官国民審査の投票に訪れた際、誤って、衆院選の投票用紙を交付するミスがあったと発表しました。
庄原市選管によりますと、この有権者は、投票所入場券が届く前の先月28日に期日前投票所を訪れ、衆院選、小選挙区と比例代表の投票を済ませましたが、最高裁裁判官国民審査の投票受付が2月1日からだったことからその場で投票することができず、4日になって国民審査の投票に訪れました。
その際、投票所にある端末の名簿照合では、衆院選は「投票済み」となっていましたが、職員がこれを見落とし、衆院選の投票用紙を交付したということです。
どの投票用紙が二重投票のものかを確認することはできないため二票とも有効票として扱うということです。
さらに、三原市でも4日、期日前投票に点字器を持参した有権者にいったんは点字用投票用紙を交付しましたが、その後のやりとりで「代理投票」としたにも関わらず、代理人が点字用投票用紙に文字を記載して投票するミスがありました。
点字用用紙の場合、点字記載でのみ投票が有効となるため、この人の投票は、無効票になる見込みだということです。
庄原市、三原市、いずれの選管担当者も職員の投票用紙の扱いに関する指導が不十分だったとしていて、関係者にお詫びするとともに再発防止に努めたいとしています。