鉄道の魅力を熱くお伝えする野川キャスターの『てつたま』です。
野川さんお願いします。
【野川諭生アナウンサー】
JR西日本の広島エリアの主力車両である227系のビックニュースが飛び込んできたので、取材してきました。
ということで訪れたのは、広島エリアを走る列車のおうち、JR西日本下関総合車両所広島支所です。
【野川アナ】
「いらっしゃいましたよ。ご覧ください。レッドウィングの10周年ラッピングが施された編成ですね。なぜ私たちが今日こちらにお邪魔をしているかと言いますと、このラッピングが、(取材日の)1月30日をもって運用を終了するということになっているからなのであります」
227系レッドウィングは国鉄民営化後初めて広島エリアに投入された新型車両で、2015年3月に導入が始まりました。
去年6月には、デビュー10周年を記念して…
【野川アナ】
「レッドウィングが京都にキター!」
京都鉄道博物館で、10周年特別仕様のラッピング列車が制作されました。
【野川アナ】
「いやいや懐かしいですね、去年の夏がね。なんといっても、ラッピングの特徴的な部分はこの側面ですよね。ここ!登場10周年ということで、ここに大きく『10』という数字が見えるデザインになってますね。縦のこのラインは元々、レッドウィングのデザインに入ってる訳ですけども、ここを10の数字の1の部分としていかしてデザインしたと。半年位ですか?このラッピングで走ったのは…。これだけカッコイイデザインだと、ちょっともったいない気がしますけどね。ん?あれはもしかして…これすごいはなむけですね。一緒にくっついて今日一日走るペアの相手が『広電ラッピング』ですよ。グリーンムーバーマックスラッピング」
227系の形でありながら、広電カラーのこの車両は?
【野川アナ】
「あれ?もしかして入れ替わってる?」
白い車体をベースに緑と黄色が目を引く5100形がレッドウィングで…ステンレスボディに赤いカラーリングの227系がグリーンムーバーマックスラッピングを入れ替えたコラボ電車の運行が始まり、まもなく1年半。
227系のグリーンムーバーマックスラッピング列車が10周年ラッピングラストランの相棒です。
【野川アナON】
「10周年ラッピングの運用最終日に、こちらも限定のグリーンムーバーマックスラッピングで走るということは、頭からおしりまでもう全部レアといいますか…タイ焼きで言うと頭から尻尾まで、あんこたっぷり詰まってるみたいな。そんな感じの編成で走ることになりますね」
227系10周年ラッピングの仕掛人がJR西日本の齋藤さんです。
【JR西日本中国統括本部 経営企画部 齋藤賢太郎さん・野川アナ】
「率直に今、仕掛人としてどんなお気持ちですか」
「そうですね。今日がまさにラストランになりますが、あっという間だった、ちょっと寂しい気持ちがありますね。特急列車とか新幹線はこういったアニバーサリーをよくやるんですけど、初めて通常の通勤型で、日頃皆さんが利用している車両へのラッピングだったので、少しでも感謝の気持ちが伝わればという思いで」
「この広電ラッピングと一緒に組んだことはあったんですか?」
「多分なかったと思いますね。偶然が重なれば、一緒になることがあるんですけど、重ならないので。最後は車両所の協力のもと、華やかに、楽しく。見る人も乗る方も、遠征の方々も楽しんでもらえるように。また広島の地が盛り上がればいいかなって思いで。まあ半分以上鉄道ファンの気持ちが強くてですね。せっかくなら最後はパーッと広電ラッピングと(組んで)」
「本当に今日はレアな組み合わせで」
10周年ラッピング列車の車内は…
【野川アナ】
「ああ、そうだそうだ。京都鉄道博物館の広告で車内を埋め尽くしているということになってますね。いいじゃない」
さらにこの日は、なんとこのまま車両基地から広島駅へ出庫する列車に乗ることが許されました。
【野川アナ】
「おっ!動き出しましたね。今まさに、このレッドウィングのおうちである下関総合車両所広島支所を出て行きます。普段、私達が乗っていくことはできない部分に特別に乗せてもらっています。山陽線の下り列車、通常は一番向こう側の一段高いところを走っている線路、あそこを走っていきます。今まさに、通って行っていますが・・・大野浦行き。ですから、西条方面から下ってきて、広島駅に入っていく。通常はあの(一段高い)線路を走って行くわけですがきょうはこの(いつもと違う)線路を通って広島駅に入っていく…。熱いですね!・・・冬ですけどね。まもなく愛宕踏切に差し掛かりますね。わー、撮っている方いらっしゃいます。(広島駅に入線して)はい、広島駅の5番乗り場です。接近メロディーも鳴ってますから、本当にこの後、普通にお客さんを乗せて走り出すということで。まだ車内、明かりが点いてないのがちょっとレアな感じが。さあ、広島駅到着でございます」
この後、10周年記念のラッピング列車は午後1時20分、白市駅行きの上り列車として広島駅を出発しました。
この日は白市~岩国間、最後は呉線でも運行します。
広島駅で10周年ラッピング列車を見送った後、我々が向かったのは…向洋駅です。
【野川アナ】
「実際に走っている雄姿をぜひ記録に収めたいということで、こちら一眼レフですね」
向洋駅の東側は線路が大きくカーブして、迫力の写真が撮れると人気の撮影スポットです。
ここで10周年ラッピング列車、最後の雄姿をカメラに収めます。
【野川アナ】「(※カメラのシャッター音を聞いて…)おお!すごい、すごいですね。軽く触れただけで、シュババババババって」
本番に備えて、まずは練習します。
【野川アナ】
「來ました、来ました。6両かな?いきますよ、いきますよ!ここでいいんだな。これ以上は行けないので。あー…」
「うーん、そうなんですよねえ。この手前の金網が。ここからどうなんでしょう、編成全体を写すのって、どうすればうまくできるんですかね?もうあとは行くしかないですね、これね。あ、来た来た!先頭はグリーンムーバーマックスラッピングですよ。うわー、これは寄り過ぎなんだ、逆に。うわー、ドヒャー!」
「(※10周年記念ラッピング列車入線)あーでも私、右側のこの柱を切っちゃったんですけどね、切らないほうが良かったのかな?でもこんなこともあろうかと!10周年ラッピングへ非常に強い思い入れをJRさんも持っていらっしゃいますから。(JRから)提供していただいた素晴らしい写真がここから写ると思いますので、ご覧ください」