衆議院議員選挙が27日公示され、各選挙区に立候補した候補者の訴えをお伝えしています。
きょうは沖縄4区についてです。ご覧の4人が立候補しています。

保守地盤と言われる4区で、前回の選挙は自民党の西銘恒三郎さんが選挙区で勝利し、新選組の山川仁さんが比例区で復活しました。

今回の選挙では、前職2人のほかに国民民主党の崎枝裕次さん、中道改革連合の砥板芳行さんも出馬し、4人による争いとなりました。

普天間基地の辺野古移設反対を掲げるオール沖縄勢力は、4区については特定の候補者を支援せず、自主支援する形となっています。

自民党と国政野党3党による新たな構図となった沖縄4区の各候補者の訴えを見ていきます。

本島南部と先島諸島の11市町村からなる沖縄4区、選挙人名簿登録者数は30万301人となっています。

離島振興や政府が進める南西シフトなど安全保障政策などを争点に、各候補者は選挙戦に望んでいます。

国民民主党の崎枝さんは、働く世代を支援し手取りを増やす政策のほか、離島の輸送コストを支援する物価高対策などを訴えました。

国民民主党 崎枝裕次 候補:
私は、竹富町は西表島から国政を目指していきたいと思います。この選挙戦、まず大きく訴えたいものが、この物価高の対策でございます。庶民の生活を庶民の政治を取り戻す政治、古い政治を変える新しい政治、新しい沖縄、それをこの私に託してください

自民党の西銘さんは、高市政権の取り組む物価高対策を強調したほか、安全保障環境への積極的な備えを訴えました。

自民党 西銘恒三郎 候補:
国際社会が今大変な激動期、安全保障の環境が先が見通せない。平和という状態を永続をさせる。まさに備えるべきは備えていく。備えをしっかりしていくというのは、政治の大きな大きな根幹だと私は考えております

中道改革連合の砥板さんは、一定の防衛力の整備は必要としながらも、外交や国際交流による周辺諸国との関係改善による平和構築を訴えました。

中道改革連合 砥板芳行 候補:
台湾有事を念頭に昨年、高市総理は存立危機事態を発言をし、今、日中関係は大変厳しい状況になっています。軍事力の強化だけが平和に繋がるものではありません。相互理解こそが平和に繋がるのです。軍事力強化ではなく、外交に力を入れて国際交流をしっかりと進めていきたいと思います

れいわ新選組の山川さんは、南西シフトへの反対と、消費税廃止などを含む積極財政を訴えました。

れいわ新選組 山川仁 候補:
この沖縄を、日本を守ることは、あなたを守ることから始まります。選挙戦は争点は経済政策、物価高、国民の生活を守っていく、この3点です。そして沖縄4区で言えば、南西シフトの問題、軍事化許さない。弾薬庫ミサイル配備。もちろん私はNOです。辺野古新基地も反対、那覇軍港移設も反対です

沖縄テレビは、各候補者について政策のアンケートを実施しています。

4区の候補者が回答した「物価高対策」と、自衛隊配備強化を巡る「南西シフト」についての考えをまとめました。

国民民主党の崎枝さんは、物価高対策について、手取りを増やす政策を掲げ、社会保険料の軽減、消費税減税、インボイス廃止を訴えています。
南西シフトについては、南西諸島の軍事空白地帯を埋める取組みは致し方ないとしながら、住民避難の具体的な取組みの推進をする考えです。

自民党の西銘さんは、物価高対策について、高市政権による2兆円の重点支援地方交付金を含む補正予算の成立を強調したほか、南西シフトについては、安全保障環境が極めて厳しい状況にあるとして、常に備えているべきという考えを示しました。

中道改革連合の砥板さんは、物価高対策について、貧困世帯・ひとり親家庭への給付金の支給や、物流コストの実感できる軽減策の実現を訴えています。
南西シフトについては、一定の防衛力整備は必要とするも、外交による信頼構築や戦略的互恵関係を生み出す努力が必要と訴えています。

れいわ新選組の山川さんは、物価高対策について、消費税引き下げによる家計の負担の軽減や、沖縄特有の輸送コストへの支援を挙げています。
南西シフトについては、沖縄を軍事最前線におく政策として評価しないとし、自衛隊増強から、外交と対話による緊張緩和への政策転換を訴えています。

沖縄テレビ
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