電車が運ぶのは客だけではないようです。
収穫した新鮮なイチゴを沿線のスーパーに届ける新たな取り組みが本格的にスタートしました。
◆記者リポート
「改札を緑色のケースが通り抜けていきます」
20日午前10時すぎ、福岡県の西鉄小郡駅に届けられた緑色のケース。
その中身はというと…。
Q.箱の中身はなんですか?
◆生産関係者
「あまおうのイチゴになります」
「あかくて・まるくて・おおきくて・うまい!」で知られる福岡のブランドイチゴ、「あまおう」です。
西鉄はこれまで、交通網をいかして農作物などをより新鮮な状態で消費者に届けようと、「ベジフルTRAIN」と題して乗客と荷物を一緒に列車で運ぶ取り組みの実証実験を行ってきました。
◆生産関係者
「カップに入れて少し大粒のあまおうになっていますので。通常の流通では出回っていないイチゴになっています」
プロジェクト本格始動の第1弾として選ばれたのが、福岡県朝倉市で前日に収穫されたばかりのこの「あまおう」です。
乗客とともに、電車に揺られること約50分。
福岡市南区の高宮駅に到着した「あまおう」はさっそく、駅に隣接するにしてつストアへ。
店舗に入ってすぐの場所に陳列された“ひと味違う”「あまおう」に次々と客が吸い寄せられていきます。
◆買い物客
「鮮度がいいと思います」
◆買い物客
「子供がいるので、鮮度がいいものは食べさせたいと思います」
即決で購入した買い物客の女性は…。
◆買い物客
「普通のイチゴを食べると当たり外れがある。これ甘さが安定している。これが一番おいしい」
購入後、10分足らずでペロリと完食していました。
◆にしてつストア高宮店 林田和哉さん
「鮮度と品質、それを武器としてやっていくので、旬のおいしい食べ物をお客さんに味わっていただけたら」
西鉄は今後季節にあわせて、トウモロコシやシャインマスカットなども運搬、販売する予定だということです。