高市総理が今月23日の通常国会冒頭での衆議院解散を表明しました。解散総選挙は「1月27日公示、2月8日投開票」で行うということです。
そのなか、自民党県連の幹部らが19日に党本部を訪れ、衆院選富山1区の公認に元参院議員の中田宏さんを選ぶよう要望しました。
中田さんの公認が得られれば、分裂選挙を避けるため、現職の田畑議員への働きかけも行う考えです。
*リポート
「永田町の自民党本部前です。この後、富山県連の幹部が古屋選対委員長と会談し、衆院選の公認を巡る大詰めの交渉が行われます」

19日に自民党本部を訪れたのは、党の選対副委員長を務める橘慶一郎衆院議員と、宮本光明県連会長、それに、藤井大輔富山市連支部長の3人です。
19日が期限となっていた公認候補の申請を行ったあと公認を決める立場の古屋圭司選対委員長と西村康稔委員長代行と会談しました。
衆院選富山1区の公認候補を巡り、自民党県連や富山市連は、不適切な党員登録問題があった現職の田畑裕明衆院議員を選考から外し、横浜市長などを歴任した前の参院議員、中田宏さんの擁立を決めました。
19日の会談では中田さんを公認申請するに至った経緯を説明し、古屋委員長らから「重く受け止める」との回答があったということです。
ただ、公認は現職が優先される慣例となっていて、田畑議員が公認される可能性も残っています。
*自民党富山市連 藤井大輔支部長
「中田宏さんが今回、富山市連総意で1区の正式な公認候補予定者で自信をもって送り出したいと思っていると説明し深く頷いてもらった」
一方、先週、田畑議員は「引き続き国政に参加するため出馬に向け準備を進める」と話し、無所属でも出馬するとみられています。
県連の宮本幹事長は、自民分裂選挙とならないよう中田さんの公認が決まった場合は田畑議員に働きかける考えを示しました。
*自民党富山県連 宮本光明幹事長
「正式に公認がおりてきた段階で(田畑議員側に)何らかの話をして一本化してやっていけるように努力することも我々の仕事」
関係者によりますと、公認は早ければ21日にも発表される見通しです。
今回の衆院選、県内での構図が次第に固まってきました。

旧富山市をエリアとする富山1区は、現職と元職、それに新人の6人が出馬する見通しです。
候補者の擁立を目指していた日本維新の会は、擁立の断念を決めました。

県東部の2区は、自民党の現職と新党「中道改革連合」からの出馬を決めている新人の一騎打ちとなりそうです。

県西部の3区は自民党の現職と19日に出馬を表明した国民民主党の新人、それに共産党新人の3人が立候補を予定しています。
(富山テレビ放送)
