サンリオキャラクターであふれる世界唯一のリゾート地が大分県日出町に誕生する。
サンリオグループが手掛ける大分県日出町の屋外型テーマパーク「ハーモニーランド」とその周辺をリゾート化する構想が2025年12月、発表された。
投資総額は数百億円に上り「天空のパーク構想」と名付けられたこの計画の展望を取材した。
『世界で一番優しい場所』ハーモニーランド“リゾート化”を発表
ーーサンリオエンターテイメント小巻亜矢社長(2025年12月大分県庁)
「我々サンリオグループが作る初めてのリゾートというところで、大分の良さとハローキティをはじめとするサンリオグループのエンターテインメントを融合した。世界で一番優しい場所と言われるようなリゾート化を進めて行きたい」
ハローキティなど世界的な人気を誇るサンリオのキャラクターたちのパレードなどを楽しめる「ハーモニーランド」。
大分県日出町にあるサンリオ唯一の屋外型テーマパークで、この施設を再開発しリゾート化したいとしている。

1991年に誕生したハーモニーランド。2026年4月に開園35周年を迎える。
そんな中で、2025年12月ハローキティも参加して佐藤大分県知事に報告された今回の構想。
運営会社の小巻亜矢社長はTOSの取材に対し「サンリオのキャラクターたちがアジアで非常に人気が上がってきたということもあるし、九州全体の経済的な好調もある。アジアに近いというのもあり、色々考えて思い切ってサンリオグループとして初の長期滞在型のリゾート化に挑戦してみるのも良いのではないかということで決めた」と述べている。

投資総額数百億円に上る「天空のパーク構想」とは…
構想では、ハーモニーランドと隣接する山林エリアを一体的に整備。
高低差がある敷地をうまく生かす考えで「天空のパーク構想」と名付けられた。初期投資は100億円。投資総額は数百億円に上るという。
園内にはアトラクションを新設するほかどんな天気でも楽しめるよう大屋根を設置することにしている。

長期滞在できるホテルも
さらに、駐車場からはロープウェーなどを使い、誰でも移動しやすい施設を目指すという。
また、長期で滞在できるようハーモニーランドと別府湾を一望できるホテルを建てる構想だ。
大分の地で長年愛されてきた場所が大きく姿を変えようとしている。

サンリオファンからは「早く行きたい」「ホテルが気になる」
ハーモニーランドに来園した客たちからは「早く行きたい、すごく楽しみ」「ホテルが特に楽しみ。サンリオのホテルはないのですごく気になっている」「雨の日でも楽しめるように屋根がほしい」といった期待する声が聞かれた。
これまで、様々な取り組みで大分と関係を深めてきたサンリオ。大阪・関西万博を訪れた人たちに大分にも足を運んでもらおうと大分空港の愛称を「大分ハローキティ空港」としたキャンペーンは好評で、2026年3月まで続く予定だ。

半年後をめどにより具体的な計画を発表
こうした流れの中で発表されたハーモニーランドのリゾート化計画。サンリオは現在年間50万人の来園者数が200万人まで増えると試算していて県内や九州への経済波及効果も期待される。
小巻社長は段階的に取り組みを進め、完成には10年ほどかかるのではと話しているが、半年後をめどに、より具体的な計画を発表するとしている。

小巻社長「恩返しでもある」
ーー小巻亜矢社長
「ご縁と共に大分の良さを伝えたい。私たちが恩をもらっているので、恩返しでもあるしシンプルに大好きということで、大分と一緒にやっていきたいと心から思っている。
「いよいよ今年の春に35周年を迎えるので、あっと言わせるような発表がいくつかできるといいなと思っている」
『世界で一番優しい場所』を目指してサンリオが仕掛けるテーマパークのリゾート化。
大分に留まらず、国の内外へワクワクを届けそうだ。

