ガソリン税に上乗せされる「暫定税率」が、12月31日に廃止されてから初めてガソリンの平均小売価格が公表され、島根・鳥取両県はともに値下がりしました。

松江市内のガソリンスタンド。
フルサービスを提供するこのスタンドでは、1月7日のレギュラーガソリンの価格が1リットルあたり159円。
2か月前、2025年11月中旬から18円値下がりしました。

給油客:
「すごく安くなって助かっています。物価が上がるばかりで、生活が大分楽になるんじゃいかなと思います」
「通勤に使うので、毎日乗って出ています。(1リットルあたり)10円近く減っているので、その分食費に回したりしています。」

給油客は値下がりを実感していました。

松江中央給油所・山野泰弘店長:
お客様に提供する価格が安くなったので、ガソリンをついでもらいやすくなりました。

道路整備の財源確保を名目に、ガソリンの暫定税率は、本来の課税額に1リットルあたり25.1円を上乗せする制度で約50年前に導入されましたが、12月31日に廃止されました。

1月7日、その廃止後初めてレギュラーガソリンの価格が公表されました。
店頭での平均価格は、島根県が157.5円、鳥取県は163.2円でともに値下がりしました。

櫃田優果記者:
レギュラーガソリンの価格ですが、1リットルあたり147円と出ています。

一方、松江市内を走ってみると目につくのがセルフサービスのスタンドの価格表示。
多くは140円台で、7日に公表された価格を下回る水準です。
ただ、この値下がり傾向も先行きは不透明です。

松江中央給油所・山野泰弘店長:
(ベネズエラ攻撃を受け)いろんな産油国が反応するので、また(仕入れ価格が)上がるんじゃないかと不安です。

不安材料のひとつが、3日アメリカが南米の産油国・ベネズエラで実行した軍事作戦。
新年早々の国際情勢の急変で、ガソリン価格の動向は先行き不透明になり、小売り関係者は仕入れ価格への影響を注視しています。

TSKさんいん中央テレビ
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