航空機に鳥が衝突する「バードストライク」。
重大な事故につながる可能性もあります。
このトラブルが頻発している出雲空港に1月、「音」の効果で滑走路への鳥の進入を防ぐ新たな対策が始まりました。

出雲空港の滑走路近くに設置されたのは「バードソニック」と呼ばれる装置。
上の部分にはそれぞれ異なる方向に向いた4つのスピーカー。
マイクを近づけてみると…
甲高い、少し不快に感じる音、単音ではなくいくつかの音が混ざっているようにも聞こえます。

島根県出雲空港管理事務所・真弓浩史管理係長:
鳥に向けて嫌がる周波数の音を設定してもらって、今運用しています。

重大事故の原因にもなる航空機と鳥が衝突するトラブル「バードストライク」。
 
宍道湖など野鳥の生息地が近い出雲空港では、3年前、離着陸1万回あたりの発生件数が全国ワーストを記録。

その後、パトロールを強化し、煙火や空砲で追い払うなど対策を続けてきましたが、効果が上がらないことから、新たに1月1日からこの装置1基を導入しました。

空港周辺に多い中型から大型の鳥が嫌う周波数の音をスピーカーから出してバリアをつくり鳥が滑走路を横断するのを防ぐ仕組みです。

島根県出雲空港管理事務所・真弓浩史管理係長:
(設置してから)今のところバードストライクは起きていない状況になっています。
これから検証しないといけないと思うが、鳥への効果が見えてきましたら、(機械の)追加も検討しているところです」

設置にかかる費用は工事費込みで1基あたり約40万円。
空港管理事務所では、今後、効果を見ながら、増設を検討したいとしています。

TSKさんいん中央テレビ
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