町の職員に対するパワハラ行為が指摘されている、色麻町議会議長に対する辞職勧告決議案が、1月6日、全会一致で可決されました。議長は「辞職するかどうか検討したい」としています。

1月6日に開会した今年最初の町議会。

色麻町議会 天野秀実議長
「去年は、私の議長としての執行において多くの問題が生じ、町執行部、そして町民の皆様に多大なご迷惑とご腐心をおかけしましたことを、心よりおわび申し上げます」

天野秀実議長の謝罪から始まる異例の展開となりました。

議会事務局によりますと、天野議長は去年8月、議会事務局長の男性に対し書類を机に叩きつけ、「職員を辞めろ」などと発言した行為が、パワハラにあたると指摘されました。

これを問題視した議員が、去年9月と12月の議会で、2度、“不信任決議案”を提出、いずれも全会一致で可決されました。

一方で、天野議長は、議会は被害者から聞き取りをしていないなどと主張し、議長職に留まり続けたため、町議全員が議会をボイコットする事態に発展しました。

議会の混乱が続く中、迎えた6日の町議会。 天野議長の一連の行動によって、議会が機能不全に陥っているなどとして、今度は辞職勧告決議案が提出され全会一致で可決されました。

しかし…。

記者リポート
「議長がこのまま議事を進めようとしたため、12月に続き、二度目のボイコットです。議案審議は再び停滞することになりました」

辞職勧告決議に法的拘束力はなく、天野議長は現在の状況について次のように話しました。

色麻町議会 天野秀実議長
「議員の職責を奪うとか、議員の辞職勧告をする時、何の調査もせずに、それから何の聞き取りもせずに感情的に、一方的に印象で。果たしてこのまま積み残していいのかという思いを持っている」

一方の議員側は…。

色麻町議会 山田康雄議員
「我々議会に残された手法としては、議長への“懲罰”か、議員自らけじめとして現状をリセットする“議会解散”か、二つにひとつしかありません」

仙台放送
仙台放送

宮城の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。