2026年1月1日。朝の6時半。まだ明け切らない空の下。小屋のなかに姿を確認できたのは、干支の午(うま)だ。福岡・宗像市の乗馬クラブに集まった人たちが体験するというスペシャルな初詣に同行した。

『午』に乗り宗像大社を目指す特別な初詣

「干支が午だから、絶対『初詣外乗』に行こうと思っていたんです」。元旦。乗馬クラブに集まった人たちの目的は、馬に乗って宗像大社を目指す初詣外乗だ。

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乗馬初心者でも参加できる初詣外乗は、毎年、乗馬クラブ恒例の催しなのだが、特に2026年は干支効果もあってか、元日の参加者は、例年の2倍を数えた。

「いまは、お陽さま、上がっていないですけど、宗像大社からの帰りに“後光”が射すように、後ろから太陽が上っていく光景とか、そのときじゃないと味わえない」と毎年、参加しているという女性は、特に忘れられない光景を口にする。

生憎、この日の天候は曇り。女性イチ押しの光景を見ることはできるのか。約3キロのコース。いざ出発だ。

馬たちを眩く照らす雲間から覗いた朝陽

宗像大社を目指す一行。道中の赤信号も、もちろんしっかり守る。そして畦道に入ると颯爽と駆け抜ける。

通りかかった人も「縁起が良さそうですね」と何だか嬉しそうだ。

畦道を失踪(宗像市内)
畦道を失踪(宗像市内)

10分ほどで宗像大社に到着。馬とともに新年のお祓いを受け、一行は無事に2026年の初詣を終えた。

参加者のひとりは「とても神聖な場所に来させて頂いて、とても感動」と話し、また「お祓いしてもらったね」と馬に語りかけていた別の参加者は「馬は分からないでしょうけど。よかったね」とそのたてがみを撫でていた。

そして出発時に女性が話していた帰り道の光景。「おー、朝陽が~、きれい~」。

雲間から覗いた朝陽は、馬たちを眩く照らしていた。

家族を守り幸せを運ぶ縁起のよい動物

古くから『午』は、躍動、成功、勝負運を象徴する干支とされている。真っ直ぐ前へ進む力強さから、事業が発展する年、努力が実を結ぶ年ともいわれている。

また人の暮らしを支えてきた大切な存在でもある馬は、家族を守り、幸せを運ぶ縁起のよい動物としても親しまれてきた。

主催した『カナディアンキャンプ乗馬クラブ』の山口晋兵さんは「この初詣をきっかけに馬に興味もって頂けたりとか、験担ぎじゃないですけど、馬に乗って皆さん、それぞれやりたいことがうまくいくようにいってもらえたらいいかな」と話していた。

この乗馬クラブでは1月末まで初詣外乗を楽しむことができるという。

(テレビ西日本)

テレビ西日本
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