浜岡原発の再稼働に向けた新規制基準適合審査をめぐり、中部電力が原子力規制委員会に対する説明とは異なる方法で地震動を意図的に“過小評価”していた問題で、経済産業省は1月5日、中部電力に対して経緯について調査を行った上で、再発防止策などを報告するよう求めました。
御前崎市にある中部電力・浜岡原子力発電所3号機と4号機は現在、再稼働に向けて原子力規制委員会による新規性基準適合審査を受けています。
こうした中、中部電力は1月5日、基準地震動の策定に関して原子力規制委員会に対する説明とは異なる方法で、地震動を意図的に“過小評価”していた疑いがあることを明らかにしました。
中部電力によると、以前、社内で問題視する声が挙がったものの、その後も不正行為が続いていたということです。
これを受け、経産省は5日、中部電力に対して電気事業法の規定に基づき事実関係や経緯について徹底的に調査すると共に、不正が起きた原因を特定・整理した上で実効性のある再発防止策をまとめ、他に類似事案がないかも含めて報告するよう求めました。
中部電力は独立した外部専門家のみで構成される第三者委員会を設置することを取締役会で決議しています。