2025年、私たちの暮らしを直撃した食料品の値上げラッシュ。2026年もこの傾向は続くことになるのでしょうか?
村田彬 記者:
威勢の良い掛け声が市場に響く中、こちらでは初物の海産物が次々と競り落とされています
1月5日早朝、沼津魚市場で行われた新春恒例の初競り。
初物の海産物が並ぶ中、ひと際注目を集めていたのは本マグロです。
最高値をつけたのは青森県大間港で水揚げされた115kgの本マグロで、172万円あまりで競り落とされました。
沼津魚がし鮨グループ・阿部和広 専務:
きょうのマグロはすごく良い。脂もあって鮮度も良くて、地元のお客さんに提供できると思うと本当にうれしい
市場関係者によりますと、2025年から続く不漁や輸送費・人件費の高騰で水産物の価格は3割程度上昇していて、2026年もその傾向が続くのではと懸念しています。
市場関係者:
お祝い価格もあるが高い
卸売り業者:
質はすごく良かった。乱高下があると大変になるのでどちらかに落ち着けば良い
こうした中、いまお買い得となっているのが銀色に輝くタチウオ。
水揚げ量が安定していて、サイズによっては1kg1000円ほどと手に届きやすい価格で取り引きされているといいます。
沼津魚市場・山田士郎 専務:
漁獲量が上がればサバやアジといった一般魚も皆さんに安く求めてもらえると思っているので期待している
米や卵、ペットボトル飲料など、食料品の値上げが相次いだ2025年。
帝国データバンクは2026年1月~4月までの値上げは3593品目に及ぶと発表しました。
原材料費や物流費のコスト増などが背景で、月に1000品目前後の値上げが常態化する可能性もあると指摘しています。
街の人は…
60代女性・講師:
(価格が)高くなっている。ずっと。そんなに気にしていない。気にしたら自分がイライラするだけ
50代男性・会社員:
高い肉、牛肉をやめたりはある。(値段が)下がってくれるなら良い
20代女性・自営業:
値上げに慣れた感じはある。生産者にはしっかりとお金がまわってほしいと思いつつ、そこまで消費者も苦しまないような適正な価格でやり取りされるようになってほしい
幕明けしたばかりの2026年。
2026年は少しでも食卓に明るい話題が届くことを期待したいものです。