浜松市は12月31日、天竜区にある飲食店が提供した仕出し弁当を食べた男女45人がノロウイルスによる食中毒になったと発表しました。
ノロウイルスによる食中毒が発生したのは浜松市天竜区二俣町にある天竜膳 三好です。
浜松市によると、天竜膳 三好で調理された仕出し弁当を食べた35人のうち18人が嘔吐や下痢といった症状を訴えていると12月28日に他の自治体から報告がありました。
このため、市が調査したところ25日及び28日に天竜膳 三好で調理された弁当を食べた4歳から90歳までの男女45人がノロウイルスによる食中毒であると確認されたということです。
市は食中毒と断定した理由について、患者に共通する食べ物が天竜膳 三好で調理・提供された弁当に限られることや患者の便からノロウイルスが検出されたことなどを挙げていて、患者はいずれもおおむね快方に向かっています。
これを受け、市は天竜膳 三好に対して31日から衛生状況の改善が確認されるまでの間、営業禁止を命じました。