島根県内で腸管出血性大腸菌О157感染症患者の確認が相次いでいます。
島根県によりますと12月26日、出雲市の20代男性の感染を確認。
この男性は水様性下痢の症状がありましたが既に回復しているということです。
また28日には出雲市の50代と80代の男性の感染が確認されています。
いずれも水様性下痢や腹痛、血便の症状で、50代男性は回復傾向で、80代男性は29日現在入院しています。
さらに31日には出雲市の30代男性の感染が確認されています。
この男性は28日に確認された50代男性の接触者で、水様性下痢や腹痛、血便の症状がありましが、既に回復しているということです。
県内のО157感染症患者は12月以降5人目で、今年59人になりました。
過去5年間で2番目に多い人数です。
県は手洗いの励行や食肉の十分な加熱、生肉を扱う調理器具の使い分けなど、感染予防を呼び掛けています。