午(うま)年の2026年、馬にゆかりのある神社が初めての取り組みを行います。
映像に映っている神社の厩舎(きゅうしゃ)で飼育されている白い馬は、神に仕える馬「神馬(しんめ)」です。
香川県の金刀比羅宮では2頭の「神馬」が飼育されています。
「神馬」にまつわる初めての取り組み「神馬訪(おとな)い巡り」が行われます。
2026年の午年に合わせて金刀比羅宮など「神馬」を飼っている7つの神社が連携して、特別なお守りや御朱印などが授与されることになりました。
参加する神社のうち関東にある神奈川県の平塚八幡宮でも、2頭の「神馬」が飼育されています。
白色の毛並みの「皐月(さつき)」は、元気いっぱいでおてんばな6歳のメスで、黒と白のツートンカラーが特徴の「東風(こち)」は、のんびりでマイペースな3歳のオスです。
2026年の元日から「皐月」と「東風」が描かれた御朱印やお守りが数量限定で用意される予定です。
平塚八幡宮・宮司の宅野順彦さんは「縁のある時に縁のあるところに行くというのも、また新たなお力や元気をいただけるのではないか」と話します。
「皐月」と「東風」は、1日1回ずつ姿を見せてくれる予定です。
「神馬」を拝む、午年ならではの初詣が話題になりそうです。