南極観測船「しらせ」は現地時間27日、昭和基地沖に接岸しました。
第67次南極地域観測隊を乗せた南極観測船「しらせ」は、現地時間27日午後、昭和基地沖合およそ1700メートルの定着氷に到着し、接岸しました。
氷を砕いて進むラミング航法の回数は20回だったということです。
これから、1年間の越冬観測を支える燃料や物資、食料などを昭和基地に搬送する作業が行われます。
2025年は、昭和基地周辺の海域に氷山があるなど、接岸が厳しいとの見方もありましたが、航路を変更するなどして、無事接岸することができたということです。