秋篠宮家の次女・佳子さまは29日、31歳の誕生日を迎えられました。

宮内庁によりますと、佳子さまは「誰もが安心して暮らせる社会」を願いさまざまな活動に取り組まれているということです。

佳子さま:
ブラジルでの出来事はこれからもずっと心に残り続けると思っています。

この1年、佳子さまは国交樹立130年を記念したブラジルへの公式訪問や天皇皇后両陛下の長女・愛子さまと共に臨んだ鴨場接待などを通じ、国際親善に努められました。

また、戦後80年にあたり、紀子さまと広島を訪れ、ご一家で写真展に足を運び平和への思いを一層強くされました。

「全日本ろうあ連盟」への勤務も続け、日本で初めて開催されたデフリンピックなど手話に関する公務にも数多く取り組まれました。

こうしたさまざまな活動を通じ、より良い社会のために力を注ぐ人々に、「同じ社会に生きる一人として、心からの敬意と感謝の気持ち」を持たれているということです。