11月に大規模な火災が発生した大分市佐賀関でも新年を迎える準備が進められていて、地元の神社ではしめ縄の張り替え作業が行われました。
大分市佐賀関の火災現場近くにある椎根津彦神社です。こちらでは28日、氏子たちがしめ縄の張り替え作業を行って、新年を迎える準備を整えました。
火災があった夜、この神社のご神体は現場からさらに離れた早吸日女神社に移されていましたが、3日前に戻されたということです。
◆氏子総代 吉良 義夫さん
「(被災者に)早く立ち直ってもらえたらという気持ちで(しめ縄を)巻いた。復興して皆さんが楽しい生活ができるような雰囲気になれば」
また、28日は早吸日女神社でもしめ縄が張り替えられました。
元日、早吸日女神社では氏子の青年会が縁起物として作った「タコの置物」を販売し、売り上げを被災者支援の義援金に充てることにしています。