部下の女性をホテルの部屋に連れ込み、抱きつこうとするなど複数のセクハラやパワハラを行った40代の男の職員を、熊本市は懲戒免職処分とした。職員は「ハラスメントの認識はなかった」と話しているという。

部下の女性への不同意わいせつ容疑で逮捕

懲戒免職処分を受けたのは、熊本市スポーツ振興課に所属する詫間孝明主査(48)。

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熊本市によると、詫間主査は2024年11月に熊本市中央区にあるビジネスホテルで、部下の20代の女性職員を部屋にあげ、抱きつこうとしたという。この件では、2025年10月に不同意わいせつの疑いで警察に逮捕されている。

また、同じ部下の女性に職場の飲み会で抱きつこうとしたり、「惚れるなよ」などと不適切なLINEを送ったという。

この他、後輩の20代の男性職員2人に対し、仕事を教える見返りとして「気持ちなんて要らん。安いと思うけど10万」と金銭を要求。他の職員がいる前で「死んでこい、お前」と暴言を吐いたこともあったという。

セクハラ4件 パワハラ4件 虚偽報告

これらのセクハラ4件、パワハラ4件に加え、一連の行為に関する熊本市の聞き取りに対し、虚偽の報告を繰り返したなどとして、熊本市は12月25日付で詫間主査を懲戒免職処分とした。

詫間主査は「人間関係ができている中での冗談のつもりで、ハラスメントの認識はなく行為をしてしまった」と話しているという。

(テレビ熊本)

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