サッカーJ1、ファジアーノ岡山の本拠地となる新しいスタジアムについて、岡山県の伊原木知事は12月24日、署名活動を行った団体と意見を交わし、整備に関する協議体を2026年にも設置する考えを示しました。

岡山県庁を訪れたのは岡山大学の那須保友学長が代表を務める「新スタジアムの整備を推進する会」のメンバーです。伊原木隆太知事と意見を交わし、県が主体となってスタジアム整備について協議するよう求めました。

新スタジアムを巡っては「推進する会」が、同様の署名活動では全国最多となる50万9138人分を集め2025年10月、県に提出しました。

これを受け、伊原木知事は「民意が可視化された」として、2026年にも、整備に関する協議体を設置する考えを示しました。

(岡山大学 那須保友学長)
「とにかく早く「造る」か「造らない」か決めてほしい。具体的に場所や規模を検討すると知事が言っていたが、多くの県民が決定を待っていると思う」

(岡山県 伊原木隆太知事)
「(協議体で)多くの案を絞り込んで、これなら県民や承認権限のある県議会に提出できるという具体案が出てくることを今の時点で期待している」

県は今後、協議体のメンバーを選定し、2026年早めの設置を目指すということです。

岡山放送
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