日本ゴルフ界の一時代を築いたレジェンド・ジャンボ尾崎こと尾崎将司さんがS状結腸がんのため78歳で亡くなった事を受けて、同じプロゴルファーであり、尾崎三兄弟として活躍した弟の尾崎健夫さんと尾崎直道さんがコメントを寄せた。
●尾崎健夫さんのコメント
兄弟というのは大抵進む道は別れていくと思うけど、我々兄弟は、たまたま同じ職業で約70年間一緒にいることができました。
兄がいない人生というのは経験がないから、今までよりもこれからが寂しいし苦しいと思う。
今までいつも一緒で全てを教えてくれた。兄貴ありがとう!
●尾崎直道さんのコメント
プロゴルファージャンボ尾崎というより、徳島の兄やんが思い出されます。
高校野球で優勝してプロ野球選手になり尾崎家の家を建て直してくれました。
プロゴルファー尾崎直道があるのは、兄貴が野球をやめてゴルフの道に進み、ゴルフというスポーツを教えてくれた、ジャンボ尾崎無しでは語れないと思うし感謝しかないです。
兄貴ありがとう!
尾崎将司さんは約1年前のがん診断後、自宅での療養を続けてきましたが、23日午後、S状結腸がんのため亡くなった。
プロ野球選手からゴルファーへと転身し、国内94勝を含め113のタイトルを獲得した尾崎さん。
2010年には、世界ゴルフ殿堂入りも果たしていた。
葬儀は近親者のみの家族葬として執り行い、後日お別れの会を予定しているということです。