大規模災害の時に活動の拠点となる倉敷市防災危機管理センターが完成し、12月23日に竣工式が行われました。
竣工式には、関係者約120人が出席し完成を祝いました。
総事業費は約81億円。鉄筋コンクリート地上3階建てで、延べ面積は約6200平方メートル、外観は市の本庁舎に合わせて白壁とレンガをイメージさせるデザインとなっています。
液状化対策に加え、震度7クラスの地震にも耐えられる免震構造を採用しました。
西日本豪雨の経験から水没対策として非常用電源施設を屋上に、災害対策本部室や消防局、水道局を、2階と3階に配置しました。
会議室などに使われる1階の部屋は、災害時に、自衛隊や他の自治体からの応援職員の活動拠点となります。
(倉敷市 伊東香織市長)
「迅速に状況を把握し連携して災害の避難情報を出し、災害の対策・復旧復興につなげていけるような、そういうものが一堂に集まる建物になっている」
センターは、2026年1月13日に防災危機管理室と水道局が業務を始め、2月2日には、消防局が業務を始めます。