ミラノ・コルティナ五輪の代表選考を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権が12月21日まで東京で行われ、倉敷市出身の吉田唄菜選手がアイスダンスで優勝し初の五輪出場を決めました。
吉田唄菜選手は倉敷市出身の22歳。幼い頃にフィギュアスケートを始め、中学生の時にアイスダンスに転向しました。
吉田選手は2023年、同じ木下アカデミーに所属する同い年の森田真沙也選手(22)と「うたまさ」カップルを結成。2024年の全日本選手権で優勝するなどアイスダンス界で頭角を現しました。
21日のフリーではミスの少ない息のあった演技を披露。見事、全日本選手権で2連覇を達成しミラノ・コルティナ五輪の団体メンバーに選ばれ、自身初となる五輪出場を決めました。フィギュアスケートの岡山勢の選手が五輪に出場するのは2006年のトリノ大会以来6大会連続です。
(吉田唄菜選手)
「私たちは皆さんのおかげで五輪に出場できるので、チームに貢献できるように五輪までの期間、しっかり準備をして滑り切りたい」
ミラノ・コルティナ五輪は2026年2月6日に開幕します。