サッカーJ1、ファジアーノ岡山の本拠地となる新しいスタジアムについて、岡山県議会は、建設に向けた検討を早急に進めるよう求めたサポーター団体からの陳情を全会一致で採択しました。
12月2日、岡山県の伊原木隆太知事が整備に向け協議を始める意向を示した新しいサッカースタジアム。整備を求める約50万人分の署名を県に提出したファジアーノ岡山のサポーター団体は11月、県が中心となって建設に向けた検討を早急に進めることを求める陳情を行い、県議会最終日の12月19日、全会一致で採択されました。
(新スタジアムの整備を推進する会 河野良亮さん)
「署名で県民の盛り上がりを一つ示せた。県民の代表である県議会の議員の皆さんが全会一致で可決は非常に重たいこと。ボールは行政側にあると思っているので 議論を前に進めてもらいたい」
議会終了後、伊原木知事は会見を開き、なるべく早いスパンで協議を進めていく考えを示しました。
(岡山県 伊原木隆太知事)
「議会としても真剣に検討するべき。もたもたするなという意思が 示されたものと考えている」
伊原木知事は12月24日に推進する会の主要メンバーと意見交換することにしています。