津山市の養鶏場で12月19日、病原性の高い鳥インフルエンザが疑われる事例が発生しました。

県によりますと、19日午前10時ごろ、津山市の養鶏場からニワトリがまとまって死んでいると県の家畜保健衛生所に通報がありました。県が10羽を簡易検査したところ7羽から病原性の高い鳥インフルエンザウイルスが検出されたということです。

現在、詳しい遺伝子検査を行っていて、この検査でウイルスが確認されれば、岡山県の養鶏場では3年ぶりの発生となります。県では午後6時から対策本部会議を開き、今後の対応を話し合っています。

この養鶏場では、約43万羽が飼育されていて、今後、殺処分など防疫措置に移行する予定です。今シーズン全国の養鶏場では、病原性の高いウイルスがすでに7例確認されていて、12月16日には兵庫県姫路市で発生していました。

岡山放送
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