データ提供 PR TIMES
本記事の内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES (release_fujitv@prtimes.co.jp)までご連絡ください。また、製品・サービスなどに関するお問い合わせに関しましては、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。

プレスリリース配信元:株式会社NEXER

株式会社NEXER・ノロウイルス検査に関する調査




■ノロウイルスが検査で対策できることを知っている?
冬場に流行するノロウイルスは、感染力が非常に強く、嘔吐や下痢といった激しい症状を引き起こす感染性胃腸炎の主要な原因の一つです。
しかし、自分が感染源とならないために、検査や予防に関する正しい知識を持つことが重要です。
感染を広げないためには、早期検査と適切な対策が大切ですが、検査方法や予防策についてどの程度認識しているのでしょうか。

ということで今回は有限会社森山環境科学研究所と共同で、全国の男女800名を対象に「ノロウイルス検査」についてのアンケートを行いました。


※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERと有限会社森山環境科学研究所による調査」である旨の記載
・有限会社森山環境科学研究所(https://morewellec.jp/)へのリンク設置


「ノロウイルス検査に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年11月26日 ~ 12月2日

調査対象者:全国の男女
有効回答:800サンプル
質問内容:
質問1:ノロウイルスが『検便検査』で検出できることを知っていましたか?

質問2:ノロウイルスに感染した、または疑いがあった経験はありますか?
質問3:その際、検査を受けましたか?
質問4:冬季の感染症対策として行っていることを選んでください(複数選択可)
質問5:中でも、冬季の感染症対策としてとくに意識して行っていることをひとつだけ選んでください。
質問6:その理由を教えてください。
質問7:もし家族や自分がノロウイルスに感染した疑いがある場合、自宅で検便検査キットを使って確認したいと思いますか?
質問8:その理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■31.1%が、ノロウイルスが『検便検査』で検出できることを「なんとなく知っている」
まず、ノロウイルスが『検便検査』で検出できることを知っているかを聞いてみました。





ノロウイルスが検便で検出できることを「知らなかった」と回答した方が64.1%に上り、「詳しく知っている」はわずか4.8%でした。
ノロウイルスが一般的な感染症であるにもかかわらず、診断方法についての知識が国民にほとんど浸透していない現状を示しています。

続いて、ノロウイルスに感染した、または疑いがあった経験はあるかを聞いてみました。





ノロウイルスに感染した、または疑いがあった経験が「ある」と回答したのはわずか10.1%でした。
これは、発症者が実際に少ないことを示す一方で、感染しても単なる「胃腸炎」として処理され、ノロウイルス感染として認識されていない可能性も示唆されます。

この低い感染経験率が、前述の検査の必要性やノロウイルス特有の対策への意識の低さにつながっていると考えられます。

次に、ノロウイルスに感染した、または疑いがあった際、検査を受けたかを聞いてみました。





感染経験者や疑いがあった方のうち、64.2%が「検査を受けなかった」と回答しました。
検査方法の認知度の低さや、症状が回復すれば良いという認識から、感染を確定し、周囲への二次感染を防ぐための行動が十分にとられていないようです。
■78.8%が、冬季の感染症対策として行っていることは「手洗い」
続いて、冬季の感染症対策として行っていることは何かを聞いてみました。






冬季対策として、手洗いが78.8%、うがいが61.6%、マスクの使用が60.6%が広く実施されていますが、ノロウイルス特有の対策である「食材の加熱徹底」19.3%や「検便検査」3.4%は極めて低い結果でした。
インフルエンザなど飛沫感染中心の対策が習慣化されている一方で、ノロウイルスのような経口感染や接触感染対策は重視されていないようです。

中でも、冬季の感染症対策としてとくに意識して行っていることをひとつだけ選んでもらいました。





「手洗い」が35.1%で、「マスク」が23.1%と続きました。
ノロウイルス対策として最も重要な「検便検査」は0.1%に留まっています。

次に、それぞれの回答理由をくわしく聞いてみました。

「手洗い」回答理由
・手はいろんな所を触るから汚いから。(20代・女性)
・手の指紋にウイルスがつきそうだから。(30代・女性)
・ウイルスが付きやすいのは手なので、家族の生活共用部分を触った後は、必ず手洗いをするようにしている。(50代・男性)
・一番汚れる箇所であり、また一番基本の防御策だから。(60代・男性)


「マスクの使用」回答理由
・感染しない上に他人に感染させないために一番必要だと感じるため。(40代・男性)
・コロナ以降、外出時にマスクを着用するようになってから、冬場に風邪をひいたことがないので、今も意識して行っています。(50代・男性)
・咳をしている人が多いので気になる。(60代・男性)
・飛沫感染を防ぎたいから。(60代・男性)


「うがい」回答理由
・毎日うがいをしてたら、5年も風邪をひいてないから。(20代・男性)
・風邪の引き始めは必ず喉のイガイガから始まるから。(50代・男性)
・口内は菌の侵入口。免疫リセプターも多いので。(60代・女性)
・喉の乾燥を防ぎたいから。(60代・女性)

■3人に1人以上が、もし家族や自分がノロウイルスに感染した疑いがある場合、自宅で検便検査キットを使って確認したいと「思う」
続いて、もし家族や自分がノロウイルスに感染した疑いがある場合、自宅で検便検査キットを使って確認したいと思うかを聞いてみました。





ノロウイルス感染が疑われる場合の自宅での検査キット使用意向は、「とても思う」「やや思う」が36.9%と合わせて3人に1人以上が検便検査キットで確認したい意向があるようです。

次に、それぞれの回答理由をくわしく聞いてみました。

「とても思う」回答理由
・子供が幼稚園に通っているので、病気の時は何の病気かはっきりさせたいので。(30代・女性)
・病院にいくかどうかの判断材料になると思うから。(50代・男性)
・他の人を感染させたくないから。(60代・男性)


「やや思う」回答理由
・早めに会社に連絡できる。(30代・女性)
・病院に行く前に確認できるのがいい。(40代・男性)
・病院に行く手間が省けるので。(60代・女性)


「あまり思わない」回答理由
・検体を採取するのが大変そう。(40代・男性)
・結果が出ても対応できない。(60代・男性)


「まったく思わない」回答理由
・検便が苦手だから。(30代・男性)
・重症化すると命にかかわるので、絶対に医療機関を受診するべき。(40代・男性)
・感染していた事が分かっても、集団でなければ特段意味はないから。(50代・男性)


■まとめ
今回は、ノロウイルス検査に関する調査を行い、その結果について紹介しました。
ノロウイルスの検便検査による診断方法を知らない方が64.1%と圧倒的に多く、知識不足が明らかになりました。

冬季対策は手洗いやマスクが中心で、ノロウイルス特有の対策は低意識です。
自宅での検査キット利用意向は低いものの、早期に原因を特定し、感染拡大を防ぎたいというニーズは存在しており、検査方法の啓発と利便性向上が課題です。

調理従事者やノロウイルスの感染が気になる方は、自宅で検査し送付すれば簡単に検査可能な検査キットを利用してみてはいかがでしょうか。



<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERと有限会社森山環境科学研究所による調査」である旨の記載
・有限会社森山環境科学研究所(https://morewellec.jp/)へのリンク設置


【有限会社森山環境科学研究所について】
代表取締役:森山 正博
所在地:〒453-0066 愛知県名古屋市中村区稲上町3-87
TEL:052-411-2386


【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

PR TIMES
PR TIMES